第2回目の徴発となる(1)

17. 満州での戦争経験
関東軍情報本部ハルビン陸軍特務機関

白梅小学校での避難生活が何時まで続けられるのか、不安な毎日を過している内に何時しか10月の中旬となり、暖房設備のない我々は朝、夕の寒さに震え出した項、第2回目、最終の根こそぎ日本人狩があった。

今度はぶらぶら歩行出来るまでに回復した私も坊さんも否やもなしに連行されたが、今回も運良く逃れたのは小久保氏1人であった。

それは徴発を恐れ小久保氏は満服を着用し、その日も單独で街へ食糧買い出しに行っていたからであった。

小久保氏は満服で例の満語ペラペラでは全く満人同様で何処へ行っても満人並に扱われる程であった。

 

私の連行された場所はハルピン市の隣に平坊(ヘイボー)という所の駅から軍の引込車線の入った新香坊(シンコウボー)という所で、此処には日本陸軍の工兵隊部隊のある所であった。

 

管理人注:写真出典「関東軍情報本部ハルビン陸軍特務機関 《渓谷斎日乗》 DEPUIS 2005

 

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