初七日

30. フクヲ没後

先月27日に通夜が、28日に葬儀が執り行われました。
お寺は、曹洞宗「達磨寺」です。

早いもので、今日が初七日ですが、法要は28日の葬儀・火葬の後、繰上法要として営まれました。
(上および以下の写真は葬儀の時のものです)

遺影は、平成16年に、祖父の体験が「季刊札幌人」という雑誌に掲載された時に、写真家の義弟(KEN五島)が取材で撮影したものを使いました。
とてもいい笑顔です。

戒名は「無菴福翁居士」になりました。
「無」は、帰依や捧げるという意味で、亡くなったことで、仏様の弟子になったことを表すそうです。
「菴」は「庵」と同じで、辞書によると「世捨て人や僧侶などの閑居する小さな草葺(くさぶ)きの家」という意味ですが、絵や読書やお酒など、自宅で好きなことに没頭した晩年を表現したのだそうです。
「福」は俗名「福男」の「福」。
「翁」はみんなに愛された「おじいちゃん」という意味です。
とても祖父らしい、いい戒名を付けていただきました。
「達磨寺」のご住職、ありがとうございました。

出棺の前に、参列者全員で集合写真を撮りました。
じつは、喪主であるフクヲの妻、祖母久子は病気のため、通夜と葬儀には参列しませんでした。
そのかわり、最後のお別れの時に、入居しているホームの職員に連れて来てもらうことになっていました。
集合写真の準備をしている時に、ちょうどタイミングよく祖母が到着し、こうして写真に収まることができ、そして、出棺の時、最後のお別れをすることができました。
最近はいつも体調が悪く、寝てばかりのことが多い祖母ですが、この時はとてもしっかりしていて、祖父と最後の会話をしていました。
私は胸が一杯になり、それまで堪えていたものが一気に溢れ出てしまいました。

祖父との別れは、とても辛いものでしたが、日一日と、少しずつその気持ちがやわらいで来ているような気がします。

孫のマメコ記す

 

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コメント

  1. みー より:

    フクヲさん、お疲れ様でした。
    ゆっくり天国で休まれて下さいね。

    立派なお葬式できっとフクヲさんも
    喜ばれてると思います。

  2. マメコ より:

    みーさんへ

    祖父もきっと喜んでいることと思います。
    ありがとうございました。

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